12月4日16年今日の糧

ロバに揺られて

ルカによる福音書 19:28-40

 キリスト者は大切な役割を与えられています。イエス・キリストがこの地上に到来して下さったこと、そして再び到来してくださることを信じて週ごとに集まり、私達に与えられた平和を確認し、神を高らかに賛美します。そして苦しみや悩み、弱さや乏しさの中にいる人々へ、平和の主イエスと生きる道を伝えに出かけてゆくのです。

その声を止めようとする声もまた私達の周りに常に起こります。 例えば非核三原則は有名無実となっているから、日本も核武装をするのは仕方ないという声があります。しかし日本が長崎や、広島や福島の惨状を体験したことを忘れない一人一人はそれに対して叫び続けています。 今年の4月、私はタイの神学生や先生と一緒に広島に行き、原爆ドームや広島平和記念資料館を訪れ被爆経験のある広島教会のかたから証を聞きました。

 一人の老婦人は未だに残るケロイドの後を私達に触らせて下さり、自分が71年前に受けた小学校一年の時の被爆体験を事細かく語って下さいました。実は彼女は、自分が被爆したことを人に伝えたくないと、ずっと思っていました。身体に残ったケロイドを見る度に「なぜ私が、、。」という苦しみにさいなまれ、8月6日の平和記念式典にはテレビでその様子を見ることすらしなかったそうです。しかしあるときから、人類が経験した恐ろしい被爆体験を、恐ろしい戦争の現実を、もし自分が口をつぐんで後世に伝えなければ、石が叫び出すと思わされ、語り部として今は証続けています。

 私達もまた路傍の石のようにちいさな存在かもしれません。けれど私達は知っています。イエス・キリストは、全ての人の苦しみの涙をぬぐう方であると。天の平和と地の平和を繋ぎ続けている方であると。ですから黙らずに、この地上に生まれ、再び来て下さる方を賛美し続けているのです。


                             

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by hiraoka-joyful | 2016-12-04 13:50 | トピックス  

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