2月12日17年今日の糧

神の国が来ているのに

マタイ12章22節〜28節(2月12日)

 当時のイスラエルの民は、他国から長く支配され続け困窮していました。そのような環境で富む者への憎しみ、支配者側にいる者への憎しみ、貧しい者、病の者を排除する傾向がありました。社会にそぐわず、悪霊が憑いているとレッテルを貼られたものは会堂の外、町の外に追いやられていました。そのような者は家族から追い払われました。役立たない者も嫌われました。また年老いた両親ですら、軽んじられていました。

イエスが行っているのは、人々を癒すこと、貧しい者に福音を伝えること、罪人や重税人の友になること、悪霊を追い出すこと、そして立ち直った人々を再びその家族や社会に帰すことでした。それは人々の中に起きている亀裂を繋いで一致させてゆく業です。ファリサイ人はそのイエスの業に罰点をつけたのです。

 しかしイエスははっきりと言います。イエスの業は神の息吹によるものだと。私達の内に巣くう思い通りにならない他者や社会を裁かせる力。思いとかけ離れた自分や家族を裁かせる力。それこそが、私達を内輪もめさせる悪霊の力です。

しかし神の息吹=聖霊は悪霊が働く人々の苦しみ目指してかけだして行き、それを追い出すのです。それは私達が頑張って自分の満足度を上げることとは全く異なった出来事です。

神の息吹が私達のもとに来るとき、どのような状況にいても「あなたはわたしの愛する子」だと語りかける父なる神の声を、私達の耳に聞かせます。また共に私達の十字架を担って下さるイエス・キリストの姿を見させます。そして愚痴や恨み言、それさも言えず苦しみにゆがんでいた唇が、父なる神への感謝と賛美で溢れるのです。

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3色(ミートソースたらこ、ボンゴレ)


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by hiraoka-joyful | 2017-02-12 13:55 | トピックス  

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